kintoneで脱Excelをめざすブログ

kintoneで脱Excelを検討している方や活用の幅を広げたいと考えている人に必要な情報をお届けします。グレープシティ株式会社krewチームが運営しています。

kintoneの計算フィールドとkrewSheetの数式フィールド

キントーンの計算フィールドとkrewSheetの数式フィールド

kintoneアプリで計算を行う時に「計算フィールド」を利用しますが、krewSheetには「数式フィールド」という機能があります。両者には、「計算用のフィールド」という共通点があります。
この記事では、似てるようで違う2つの機能の違いと数式フィールドの活用イメージをご紹介します。

kintoneの計算フィールドと数式フィールド なにが違うの?

kintoneの計算フィールド

計算フィールドは、アプリ内のフィールドの値を利用して計算を行うことのできるkintoneのフィールドタイプです。

kintoneの計算フィールド

例えば数値フィールド「単価」と「ユーザー数」をかけ算して、小計を算出するといったことが可能です。
計算フィールドはレコード内の範囲(横方向)に計算を行うことが可能です。

計算フィールドは横方向に計算する

◎計算フィールドの特徴
・四則演算などの演算子に加えてSUM、IF、OR関数などが利用できる
・テーブルの数値フィールドの集計結果を算出することができる
・レコード内での計算を行う
・計算はレコードを編集する時に行われる (krewSheetを利用している場合は保存時)

jp.cybozu.help

krewSheetの数式フィールド

krewSheetの数式フィールドは、krewSheetでだけ独自に利用できる特別なフィールドです。
krewSheetのデザイン画面で数式フィールドを追加して利用するもので、kintoneのアプリ設定画面で追加するフィールドとは異なります。
kintoneの計算フィールドと同じく、フィールド値を利用して計算を行うことができます。

krewSheetの数式フィールドはこう追加する

◎数式フィールドの特徴
・数式フィールドはkrewSheet独自のフィールド
・300種類以上のExcel関数を利用して計算できる
・レコードを跨いだ計算ができる
・krewSheetの一覧を表示・編集するたびに計算を行う
・テーブルの数値フィールドの集計結果を算出することはできない

特徴3つ目の「レコードを跨ぐ」のイメージが湧きにくいかもしれませんが、次のようなイメージです。
①はkintoneの計算フィールドと同じ計算方法ですが、②のレコードを跨ぐ計算は数式フィールド特有のものです。

krewSheetの数式フィールドの計算イメージ

また、kintoneの計算フィールはテーブル内の数値フィールドの集計結果を算出することができますが、数式フィールドではテーブルの値は集計の条件に指定できません。
この辺りは2つの機能の使い分けポイントになってきますね。

どう使う? krewSheetの数式フィールド

krewSheetの数式フィールドには、具体的にどのような使い方やメリットがあるのでしょうか。数式フィールドの特徴を例に出しながらご説明します。

平均の計算:300種類ものExcel関数を利用できる

数式フィールドではExcelと同等の関数を利用できるので、複雑な計算を行うこともできます。
ここでは、例として「AVERAGE関数」を使って成績管理アプリの5教科の平均点を算出しています。

krewSheetではエクセル関数を利用できる

その他、krewSheetで利用できる関数はこちらのページでご確認ください。

docs.krew.grapecity.com

取引先ごとの商談金額を集計:レコードを跨いだ計算

次にレコードを跨いだ縦方向の計算です。
ここでは、案件管理アプリで取引先ごとの商談金額をSUMIF関数で計算しています。縦方向に計算を行いつつ、取引先ごとに集計するよう条件を加えています。

取引先ごとの商談金額を集計

年齢の計算:krewSheetの一覧を表示する度に再計算を行う

・kintoneの計算フィールド
レコードを編集する時に計算を行います。そのため、「年齢」のように日ごとに結果が変わるような計算をしたい場合には、レコードを編集して当日の年齢を再計算しなければいけません。

・krewSheetの数式フィールド
一覧を表示する度に再計算を行うので、毎日当日の年齢へと計算結果を自動で更新することができます。

ここでは、社員管理アプリで社員の当日の年齢を計算しています。

DATEIF関数で当日の年齢を計算

計算結果はkintoneのフィールドに保存できる

数式フィールドで計算した結果は任意のkintoneフィールドに保存することができます。
「計算した値を元にグラフ化したい」「計算した値を使ってさらに別の計算を行いたい」という場合には、活用の幅が広がるかと思います。

数式フィールドの計算結果をkintoneに保存

機能別ガイドブックで数式フィールドをさらに詳しく!

krewSheetの数式フィールドをご紹介しました。設定方法などの詳しい利用方法はガイドブックで紹介していますので、ご覧ください。

■活用方法をもっと知る:機能別ガイド
https://download.krew.grapecity.com/materials/krewsheet_formulaguide.pdf

■数式フィールドの機能をもっと知る

docs.krew.grapecity.com