krewSheetアップデートまとめ(2020年6月) ― 検索パネル、ルックアップ入力時の入力候補の絞り込みなど―

6月17日にkrewSheetのアップデートを行いました。この記事では、アップデートの内容を操作方法や設定方法を交えたダイジェストでお届けします!

仕様変更:krewSheet上で表示できるレコード件数の上限が10,000レコードに

2020年7月サイボウズ社が行うアップデートにて、「レコード一括取得API」の仕様が変更されます。kintoneサービス全体の負荷を軽減し安定した運営を行うことが目的です。
kintoneのアップデートに関する情報はこちらからご覧ください。

cs.cybozu.co.jp

今回のアップデートではこのkintoneの変更にともない、krewSheetで表示できるレコード数が最大10,000レコードへと変更されています。
仕様変更に関する詳しい情報や動作はこちらからご確認ください。

krew.grapecity.com

新機能:一覧で検索パネルを追加できる

krewSheetの一覧上に検索パネルを表示できるようになりました。折りたたんで表示・非表示の切替えが可能です。
また、検索はフィールド単位で作成した検索窓にキーワードを入力して行います。

検索パネル

設定方法

設定はkrewSheet設定画面「データタブ」で行います。
図のように、検索を行うフィールドと条件を設定します。

検索パネルの設定方法

また、検索パネルは一覧ごとに異なる構成で作成することができます。

機能改善:ルックアップフィールドの入力候補をオートコンプリートで絞り込める

ルックアップする際に入力したキーワードにもとづいた候補をすぐに見つけられるようになりました。

ルックアップフィールドをオートコンプリート

こちらは追加の設定を加えることなく、ルックアップフィールドですぐにご利用いただくことができます。

機能改善:項目フィルタのリストを自動読み込みできる

krewSheetでは、Excelのようにフィールドに入力した値でレコードの絞り込みを行うことができます。
以前は、この項目フィルタ機能で一度に読み込めるのは500件までで、それ以上は必ず「読込」をクリックして読み込む必要がありました。

項目フィルタ

今回のアップデートでは従来の「手動で読み込む方法」に加え、「項目フィルタを全件自動で読み込む方法」を選択できるようになりました。

krewSheetの項目フィルタ

設定方法

500件目以降の項目を自動で読み込む場合の設定方法をご紹介します。
設定はkrewSheetの設定画面でフィールド(項目)ごとに行います。

項目フィルタの設定方法

まとめ

krewSheetのアップデート内容をお届けしました。krewSheetをご利用中の方はぜひ設定を行なってみてください。

krewSheetを試してみたい方はこちらからお試しください。

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