色を付ければ仕事が早くなる!kintoneにまるでExcelな条件書式を加えよう

kintoneを使う業務は、元々Excelを使っていた場合が多くあります。kintoneが持つ「共有」機能はとても強力で、Excelにありがちな多くの悩みを解決します。

一方、kintoneを利用する方からは「Excelの機能が欲しい」という声をよく聞きます。ポイントは「戻りたい」ではなく「機能が欲しい」なところ。kintoneにはExcelの強力な業務機能がないのです。

今回は「色付け」機能に目を向けます。色は処理すべき箇所を目立たせ、業務速度を早めます。kintoneにはない機能ですが、krewSheetを使えばExcelのような条件書式が可能です。今回はそのイメージを3つご紹介します。

利用頻度の多い3パターン

Excelの色付けには様々なパターンがありますね。krewSheetを使えばExcelさながらの機能を持つことができます。今回は利用の多い3つの条件書式をご紹介します。

値が◯◯になったら色付け

一番シンプルな「値が◯◯になった時」の色付けです。例えば対応状況を目立たせる使い方がありますね。対応が必要なレコードを瞬時に見つけることができます。
krewSheetではこのような設定で色づけができます。

書式ルールの編集 書式設定

まるでExcelのような画面ですが、これはkintoneのkrewSheet設定画面です。
設定完了後のレコード一覧画面がこちら。しっかりと、状況によって色が付いていますね。

書式設定で色付け完了後の画面

関数で色付け

条件には関数も利用できます。今回は「WEEKDAY関数」を使い、土日に色付けをしてみます。
設定した条件式は「=WEEKDAY(日付)=1」*1。「日付」はkintoneのフィールドコードを指します。Excelではセルを指定しますが、krewSheetではフィールドコードを指定します。

関数を利用して色付け設定

設定後の一覧がこちら。しっかりと土日に色が付いていますね。イベント管理アプリなどで利用できそうです。

関数での色付け設定完了後の画面

2つの複合技で色付け

2つの複合技です。対応期限間近、至急処理が必要なレコードを目立たせましょう。対応が未完了で、期限日から10日以内のレコードに色を付けます。
条件式は「=AND(Status<>”完了”,(LimitDay-Today())<10」。「Status」と「LimitDay」がkintoneのフィールドコードです。更に行まるごとに色を付けちゃいます。

2つの複合技で色付け設定

設定後のレコード一覧がこちら。少し目立ち過ぎですが、気付かなかったとは言わせません笑

2つの複合技で色付け設定完了後の画面

いかがだったでしょうか。どれもExcel画面のようですが、ちゃんとkintoneの画面なんですよ。この他にもExcelさながらの機能をご紹介しています。併せてご覧ください。

kintoneをExcel化するkrewSheetの詳細は製品ページをご覧ください。分かりやすくご紹介しています。

 

*1:日曜の場合。土曜なら(日付)=7

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